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定規について

 定規は直線や曲線または角を引くために用いる道具です。
 そこには「物差し」との違いがあります。
 定規が先程の直線や曲線または角をを引くためなどの道具に対し、物差しは物の長さを測るための道具ということです。
 ですので、一般的に市販されている直線定規などは目盛がありますが、測量法などによる厳密的な測る道具としては異なってしまうということになります。
 それはさておき、ここでは一般的な定規について、その種類や材質などについての簡単なはなしをします。
  定規には直線用として直線定規、T定規、三角定規などがあります。 また、分度器や曲線用としては雲形定規、自在曲線定規、カーブ定規などの定規ががあります。
 定規は様々な場面で基準になるものですので目的に合わせて大変多くの種類の定規が作られ、使用されていてとても興味深いものがあります。
直線定規
 もっとも一般的に使用されているのは30cm以下の定規です。種類は10cm、12cm、15cm、18cm、20cm、30cm、36cm、45cm、50cm、60cm、75cm、90cm、100cmくらいまであります。
 材質はアクリル、塩化ビニールが中心でしたが、最近ではペット樹脂や生分解プラスチックなどを使ったものもつくられています。
 また、昔ながらの竹や木製、そしてステンレスなどの金属製のものもあります。

三角定規
 直角三角形の定規で、たいていは2枚1組になっています。
 平行線を引いたり、斜めの線を引いたりします。
 材質は透明アクリルや硬質塩化ビニール、ペット樹脂などです。木製のものもあります。
 定規の中心には丸や三角の穴があいていて使いやすくなっています。
 変わったものでは、三角定規の中が雲形定規になっている物もあります。
 種類は12cm、15cm、18cm、24cm、30cm、36cm、45cm60cmがあります。
 学校で先生が使う取っ手がついた大きな三角定規や、船の航海に使う三角定規などもあります。

T定規
 T字型をした定規で平行線を引いたりするのに用いられます。
 材質は一般的にはサクラなど木製の物が多くありますが、アクリルを使った物もあります。
 種類は60cm、75cm、90cm、105cm、120cmがあります。

雲形定規
 コンパスでは描きにくい曲線を描くのに用いられ、いろいろな曲線を組み合わせて作られています。
 材質は透明のアクリル、硬質塩化ビニールや木製のものがあります。
 種類は6枚組、12枚組、24枚組などがあり、その他にも万能雲形定規と呼ばれるものなどがあります。

カーブ定規
 大きな半径の円弧などを描くときに用いる鉄道カーブ定規(50枚セット、100枚セット等)や造船カーブ定規などがあります。
 また、任意のカーブを描くための色々なカーブ定規があります。
 素材はアクリル、塩化ビニール、サクラ材等が主に使われています。

自在曲線定規
 太い鉛の心金(しんがね)と言う棒状のものとセルロイド板からできている物や、ビニールチューブの中に心金をはめ込んだタイプ等があります。
 任意の曲線を自由に描くのに用いられます。


 定規に使われる材質について
 従来、定規を作るのに使われている材料は透明のアクリル樹脂や硬質塩化ビニールのものが一般的でしたが、最近ではペット樹脂、ポリスチレン、生分解性プラスチックなどを使った定規もあります。
 硬質塩化ビニール製の物は主に学童用のサイズの小さい物が多いようですがダイオキシンなどの問題が起きて、アクリルやペット樹脂などに変わってきています。
 最新の材料ではトウモロコシの澱粉が元になって出来た材料で、土の中で水と二酸化炭素に分解する生分解性プラスチックを使った物もあります。
 また、木製のタイプもあります。
 プラスチック製の定規は透明で使いやすく大量生産に向いていますが、その反面樹脂の性質上、多少の伸縮があります。竹の定規や金属の定規は伸縮は比較的少ないのですが透明ではないので使いにくいということもあるようです。
written by Mituyosi Inoue
2001年7月25日
有限会社 井上製作所
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